これまでの経験すべてが、広報とブランドづくりの力になる

加藤
私は2011年にNEXUSへ入社しました。入社後は新卒採用を担当し、学生と接する中で、「会社の魅力をどのように伝えるか」「学生や社外の方から会社がどう見えているか」という視点を、自然と持つようになりました。

鍋坂
私は2026年に新卒でNEXUSへ入社しました。学生時代にブランドマネジメントを学んでいたこともあり、以前から企業のブランドづくりに興味を持っていました。
入社後はアミューズメント事業に配属され、店舗業務を経験した後、社内公募を通じて広報・ブランド推進部のブランド推進課へ異動しました。
加藤さんは、入社後、長く採用の仕事に携わっていたんですよね。

加藤
そうですね。採用担当は、いわば「会社の顔」として学生と接する仕事です。会社の魅力をどのように言語化するか、どのような言葉や見せ方であれば相手に伝わるかということを、常に考えていました。
今振り返ると、採用の仕事を通じて培った視点が、そのまま現在の広報の仕事につながっていると感じます。

鍋坂
採用と広報は異なる仕事のように見えて、実は共通する部分が多いんですね。

加藤
そうなんです。根本にある考え方は共通しています。
鍋坂さんは学生時代からブランドマネジメントを学んでいたそうですが、現在の仕事にどのようにつながっていますか。

鍋坂
学生時代は、ブランドはロゴや広告などの見た目だけでつくられるものではなく、企業の考え方や商品・サービス、お客様との接点など、さまざまな要素の積み重ねによって形成されることを学びました。現在の仕事でも、その考え方が活かされています。
店舗で働いた際には、空間やサービス、スタッフの対応一つひとつが、お客様のD’stationに対する印象につながっていることを実感しました。現在は、大学で学んだブランドマネジメントの考え方と、店舗で培ったお客様に近い視点の両方を活かしながら、ブランドづくりに取り組んでいます。

加藤
学生時代に学んだ専門性と、店舗で得た経験の両方を持っていることは、ブランド推進の仕事において大きな強みですね。

鍋坂
はい。学んできたことを実際の仕事で活かせることに、大きなやりがいを感じています。
これからは、学生時代に身につけたブランドマネジメントの知識をさらに深めながら、NEXUSグループやD’stationらしい価値を、社内外へ分かりやすく届けられるようになりたいです。

会社の成長とともに広がってきた広報の役割

鍋坂
現在は広報・ブランド推進部として専門の部署がありますが、NEXUSの広報業務は、どのように始まったのでしょうか。

加藤
広報機能の重要性が大きく高まったきっかけの一つが、2012年のロンドン大会です。
日本フェンシング男子団体が銀メダルを獲得し、そのメンバーにNEXUSの社員が2名いたことで、メディアから多くの問い合わせをいただきました。

鍋坂
当時は、広報の専門部署がない中で、どのように対応されていたのですか。

加藤
通常業務と並行して、広報領域の取材や各種問い合わせに対応していました。
その後、会社が成長し、出店エリアや事業の幅が広がるにつれて、社内外へ届ける情報も増えていきました。そこで、広報を独立した機能としてさらに強化するため、2020年に広報課が新設されました。

鍋坂
会社の成長に合わせて、広報の役割も広がってきたんですね。

加藤
はい。会社には、事業やスポーツへの取り組み、社員の活躍など、伝えるべき魅力が数多くあります。
現在は、そうした情報を発信するだけでなく、一つひとつの発信を企業への信頼やブランド価値につなげることが求められています。
リブランディングの進展に合わせて広報・ブランド領域の機能を段階的に強化し、現在の広報・ブランド推進部の体制になりました。

「伝える」と「育てる」で、ブランド価値を高める

加藤
広報・ブランド推進部は、企業の「信頼」と「ブランド価値」の向上を目的とし、社内外への戦略的な情報発信を通じて、企業イメージの向上とブランド価値の最大化を推進する部署です。
会社の情報を届けるだけでなく、「会社の価値や方向性をどのように社会へ伝え、ブランドとして育てていくか」を考え、形にしています。

鍋坂
部内には、加藤さんが所属する広報メディア課と、私が所属するブランド推進課がありますよね。

加藤
はい。広報メディア課は、「情報を伝える」役割を担っています。
会社の情報を正確に把握したうえで、ニュースリリースやPR TIMES、コーポレートサイト、社内広報、動画などを通じて、社内外へ正確かつ魅力的に発信する情報発信の専門部署です。
一方、ブランド推進課は、「ブランドを育てる」役割を担っています。
NEXUSグループやD’stationのブランド価値を高め、企業理念やブランドの世界観を社内外へ浸透させていく部署です。

鍋坂
「伝えること」と「育てること」が組み合わさることで、より大きな価値を生み出せるんですね。

加藤
そうですね。ブランドの考え方を広く浸透させるためには、相手に届く形で伝えることが必要です。また、一つひとつの情報発信に一貫性を持たせることで、NEXUSグループらしいブランドイメージがつくられていきます。
二つの課が連携し、発信する内容や言葉、デザイン、タイミングまで丁寧に設計することで、企業への信頼やブランド価値の向上につなげています。

鍋坂
直近では、2026年のグループ新イメージキャラクターとして、AIキャラクター「TSUMU//GI(ツムギ)」さんの就任を発表し、企業ロゴやタグラインも刷新しましたよね。

加藤
AIキャラクターの起用は、アミューズメントホール業界では初となる試みです。
リブランディングに向けて何度も打ち合わせを重ね、社長とも相談しながら、構想から半年も経たずにリリースまで進めました。
経営層との距離が近いため、情報共有や意思決定を迅速に行うことができます。新しいアイデアをスピード感を持って形にできることは、大きな魅力だと思います。

鍋坂
社外への発信だけでなく、社員の皆さんに新しいブランドを知っていただくための取り組みにも力を入れていたと聞きました。

加藤
そうですね。長く親しまれてきたロゴや体制を刷新するからこそ、変更点だけではなく、その背景や思いを丁寧に伝えることを大切にしました。
「なぜ変わるのか」「どこを目指しているのか」「新しいブランドにどのような思いが込められているのか」を共有することで、社員一人ひとりがリブランディングを自分のこととして捉えられるよう、発信を設計しました。
社内でブランドへの共感が生まれることで、社外へ届ける情報にも一貫性と説得力が生まれます。広報・ブランド推進部は、会社と社会をつなぐと同時に、会社のこれまでとこれからをつなぐ部署でもあると思います。

自分たちで考え、新しい価値を形にしていく仕事

加藤
広報メディア課では、「誰に・何を・どう届けるか」を考えます。
会社が伝えたいことだけでなく、「相手にどのように受け取っていただきたいか」「その発信が企業価値にどうつながるか」まで考えて、最適な表現をつくっていきます。

鍋坂
ブランド推進課では、「どのような印象や価値を積み重ねていくか」という視点を大切にしています。
ブランドは、ロゴやデザインを決めて完成するものではありません。日々の発信やサービス、社員の行動を積み重ねながら、継続的に育てていくものだと感じています。

加藤
二つの課の視点を組み合わせることで、一つの発信を単なる情報提供で終わらせず、企業への信頼やブランド価値につなげることができます。

鍋坂
自分の意見やアイデアを、実際の企画や表現へつなげられるよう、日々の仕事を通じて経験を積み、学生時代に学んだことや、店舗で得た視点を活かしながら、ブランドの魅力をより多くの方へ届けられるよう取り組んでいきます。

加藤
広報やブランドづくりでは、新卒や中途、経験年数にかかわらず、さまざまな意見を出してほしいと思っています。異なる経験や感性を持った人が加わることで、新しいアイデアが生まれ、発信やブランドづくりの可能性も広がります。
社外からは「選ばれる会社」に。そして社員には、「ここで働いてよかった」と誇ってもらえる会社に。自分の発想を活かしながら、NEXUSグループやD’stationのブランドを一緒に育てていける方と働けたら嬉しいです。
